いつのまにか ー 山椒ー
夏の忙しさの中にあって気づかずにいたら
すっかり色づいていた
木の芽ともはじかみとも呼ばれて
日本の香辛料の代表として馴染みの山椒
若芽の木の芽から始まり
花
あおい実と季節ごとの料理に使われて
さらに この赤く成熟した実は美しく
気分を盛り上げてくれる
そしてこの後
乾燥した実の殻からできる粉山椒の圧倒的な香り
若芽の芳香から粉山椒の強烈な香と辛味まで
様々に 私たちを楽しませてくれ
そしてさらに朱色の美しさで魅了するなんて
やはり只者ではありません
数日後
赤い殻が少しずつ茶に変わっていき
中から黒い種が現れました
殻は強烈な香りと刺激的な辛味で
舌が麻痺してしまいます