山吹
山吹といえば
七重八重..の和歌はあまりにも有名ですね
山吹の花を見る度にまず思い出すのがこの歌です
そして草なのか木なのか
どちらともいえない姿と印象的な山吹色
ヒュンと伸びた茎に点々と付く
黄緑の葉と山吹色の花のいかにも明るい様子は
この歌のイメージとは少し違います
ちょうど満開を迎えている山吹の花
日当たりの良い斜面には一面に咲いています
朝まだ早き林中
山吹の道
弓形に弧を描いて
沢山の花をつけています
膨らみ始めた頃の花芽は
まるでダンスを踊っているよう
そして開花
昼間の陽を集め明るく輝く山吹色
桜が散り山吹の咲くこの時期は
山村生活の全てが動き始める時
果樹園に高原野菜の畑にそして水田に
人々が出て行く時
庭や道端や畔に小さな花たちが
一斉に咲き始めるとき
...
山蕗
The season
一気にその季節がやってきました
枯れ草の下で雪解けを待っていた蕗のとうが
ごそごそと、、
日差しの暖かさに誘われて
うーんと伸びをするように、、
枯葉色の山に春の色と香りを呼ぶ合図のように、、
ふきの球とも呼ばれるのはその号砲の意かしら、、なんて、、
摘み取ると土の匂いと共に
ふきの香りが広がって
待ち遠しかった春を実感します
雄株と雌株
これからの芽吹きのseason
山は慌しく変化します
私もちょっと駆け足ぐらいしなくては遅れそうです